ある程度、ボウリングに慣れてくるとストレートに狙うより、ちょっとカーブボールを投げたくなる方もいらっしゃると思います。
曲がるボールを投げられるとちょっと、上級者っぽく見られるし自慢したくなりますよね。
ただ、やってみたいけどさまざまな疑問をお持ちかと思います。
- どうしてボールのが曲がるのか?
- どういう理屈でギュンと曲がるのか?
やってみたけど、曲がらないだよね
この記事では、ボウリングでどうしてボールが曲がるのかということや回転の仕組みや理屈についてわかりやすく解説してみました。
【ボウリング】ボールを曲げるメリット
ボウリングをやっていると同じセンターで、上手い人っていますよね。
そういう人達の投げ方やボールの動きなどを見ると、ボールが曲線を描いて動いていてカーブが掛かっている方もいらっしゃるかと思います。
ピンに当たった瞬間「パーン!」って感じで弾け飛んでいて、いかにもストライクが取れそうな感じがして自分もやってみたいなあと思った方もいらっしゃるかと思います。
弾け飛ぶ感じがスカッとするよね
カーブするボールに関しては、いくつかメリットがあります!
- ストレートよりもストライクになる確率が上がる
- ピンに当たった時に当たり負けが少なくなる
- 右に投げミスしてもガターにならない(右投げの場合)
- 単純にかっこいい
などですね。
ただ、かっこいいからカーブするボールを投げているというより、ストライク確率が上がるというメリットがあるからなんです。
でもどうやったらボールって曲がるの?
【ボウリング】ボールが曲がる仕組みを画像付きで解説
曲がる仕組み:ボールに回転を掛ける
結論から言うと、曲がるボールを投げるには、ボールに回転を掛ける必要があります。
ただし!
ボールに回転をかけたからといって、必ずしもキレイな曲線で曲がるというわけではありません。
どういうことからというと、回転をかけた上で以下のようなことを意識する必要があります。
- 回転数が少ないと曲がらない
- 回転させる方向を意識する
- 横回転と縦回転がある
理想的な回転というのがあって、右投げの場合は斜め左前方向になりますね。
以下に画像を用意してみました!
決してダメというわけではないのですが、UFO回転と言われる横回転だとうまく曲がってくれないです。
鋭く曲がるボールを投げたいという場合は、回転方向を意識して投げるとピンアクションが良くなるんですよね。
あえてUFO回転を使って回転を抑えるボウラーさんもいるよ
曲がる仕組み:レーンに塗られているオイル
次に知ってもらいたいのが、レーンに敷かれているオイル(油のようなもの)の話です。
レーンにオイルが敷かれているというのはご存知かと思います。
ただし、オイルに関してはピンの手前まで敷かれているという認識の方もいらっしゃいますがそうではありません!
センターのオイルを塗る機械やコンディションによって塗る距離は変わるのですが、35ft~46ftまでの範囲で塗られているんですよね。
距離の単位は、メートル(m)ではなくフィート(ft)が使われています。
- 60ft:18m28cm
- 46ft:14m2cm
- 35ft:10m66cm
つまり、少なくてもオイルが塗られているところからセンターピンまで4m近く離れているわけです。
ピンの手前まで塗られていないんだよね
曲がる仕組み:ボールが曲がるのはドライゾーンから
ボールが曲がるのは、オイルが塗られていないドライゾーンからになります。
ここまで、回転とレーンに塗られているオイルの話をしてきました。
それを踏まえてお伝えるするのですが、ボールはオイルの上では滑ってしまいます。
いくら回転を掛けたとしても、空回りしている状態で進んでいる状態になるため、基本的にオイルが敷かれているところでは曲がりません!
ボールが、ドライゾーンに侵入した際にボールとレーンが摩擦し始めて回転している方向に曲がっていきます。
また、マイボールだとボール内部にコアが入っているため動きのキレが強くなります。
ボール内部に入っている動きをコントロールする重りのようなもの
種類は2種類で、対象コアと非対称コアがある
ボールが曲がるのって塗られてないところに入ってからなのね
まとめ
ボウリングを上達していくとカーブボールを投げたくなりますよね。
ボールを曲げるためには、回転を掛ける必要があって回転方向が重要になります。
また、レーンに敷かれているオイルについては奥まで塗られているわけではありません。
なぜ、曲がるのかまとめてみましたが、もしわからないことがあればコメントいただけると幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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